バハマ


成田から、飛行機を2回乗り継いでバハマ、ナッソーへ。これだけでもタイヘンなのに、マイアミに着くと、なんとナッソー行きの飛行機が遅れまくっていて・・・ 私たちが乗る予定の飛行機の3本前の飛行機がまだ飛び立ってなかった・・・ ロビーは飛行機待ちのお客さんでごった返してる・・・ とまあ、しょっぱなからケチがついて、不安になってしまう。
予定時刻を遅れること1時間、ようやく出発。長かった移動を終え、やっとナッソー到着、タクシーでホテルへ。

ホテルはアトランティス。ホテル内にカジノあり、水中トンネルありの超ビッグリゾートホテル。なんだかホテル内を探索するだけで楽しそうなので、ここを選びました。建物もとにかく広い。私たちが泊まったのは、コーラルタワーという建物で、これがとにかく遠い!! エントランスからロビー、カジノを抜け、さらにショッピングアーケードのような通りを抜け、そしてやっとエレベーターにたどり着く。広くてゴージャスなのは結構だけど、ここまで遠いとちょっとね〜。外に出るのがおっくうになります。とにかく長旅で疲れた・・・ 部屋でひと休みして夕食へ。

夕食はホテル内のMama Loo'sというレストランで。ここのお料理は、カリブ風中華料理といったところでしょうか。どこがどう"カリブ風"なのかよくわからない料理だったけど、量がものすごく多い!! コース料理とかじゃなくって、普通の単品料理二つ+ライスだけなんだけど、とっても食べきれる量じゃないの。私は決して少食な方ではないし、ダンナだってそう。・・・なのに、食べきれないよぅ。もうおなかいっぱい、もう終わりにしよう・・・そう思ったとき、ウェイターが現れ、私たちのテーブルを見て、「なんだ、もう食べないのか。」というようなことをのたまう。そう言われるとムキになってしまう性格なもので、「まだ食べられるわっ!!」とムリして食べ始める・・・が、なんとかおかずは全部食べたものの、ゴハンは大量に残してしまった。バハミアンってみんな、あんなのを平らげてるんだろうか・・・!?

翌日−。この日はこの旅行の最大の目的である、「スウィム・ウィズ・ドルフィン」ツアーに参加。集合場所はホテルのロビー。・・・なのに、部屋からあまりにも遠かったため、忘れ物を取りに行ってたら、遅刻してしまった。ごめんなさい・・・。

ツアー会社のワゴンで桟橋へ。ここからフェリーに乗ってブルーラグーン島に向かう。このツアーには、フェリー往復・「スウィム・ウィズ・ドルフィン」・昼食・飲み物1杯・ブルーラグーン島でのアクティビティ(シュノーケリング・パドルボートなど)が含まれていて、お土産を買うとか、飲み物を追加とかしない限り、現金は必要ありません(でもあとで思ったけど、やっぱりイルカと一緒に写った写真は欲しいだろうから、少しは必要かな)。

ブルーラグーン島 島に向かうフェリーの中では、生バンドの演奏があったりして、とっても陽気な感じ。2階の甲板で、心地よいカリブの風を感じながら、およそ30分ほどでブルーラグーン島に到着。「スウィム・ウィズ・ドルフィン」スタートの時間までは自由行動なので、二人とも生まれて初めてのシュノーケリングにトライすることに。ライフジャケット・シュノーケル・フィンの3点セットを借り、いざ海の中へ。水温は思ったよりもずっとあたたかい。・・・けど、何これ、しょっぱーーーーーーい!! 海水を飲まないようにしなくては。
海の中は熱帯魚がいっぱい。ふだん水族館でしかお目にかかれないような、きれいな魚たち−。こんなにたくさんの魚たちと一緒に泳げるなんて、「カナヅチ」の私(ダンナは元水泳部なのに・・・)としては、まるで夢のよう!! こんなことなら、水中用インスタントカメラ、持ってくるんだった!!

浜辺のスナックバーでランチを取り、再びシュノーケリング開始。いやぁ、楽し〜いっ!! あっと言う間に時間は過ぎ去り、いよいよイルカちゃんたちとご対面へ。イルカのいるプールは3つくらいあって、参加者たちは3つのグループに分かれるんですが、日本人はまとめて一つのグループになりました。このツアーに参加した日本人は、一組を除いて(その一組は女の子同士)みんなハネムーナーでした。やっぱりみんな考えることは同じなのね・・・ 私たちをホテルからピックアップしてくれたガイドさんは、実は桟橋でお別れしてこの島には一緒に来なかったんだけど、島の係員(現地の人)たちって、みんな日本語が堪能なの!! しかも、「瀬戸の花嫁」歌ったり、「だっちゅーのっ!!」って言ったり、なんでこんなこと知ってんの!?って感じで・・・ きっとここに前に来た日本人たちがバカなこと教えたんだろうなって思ったら少し恥ずかしくなってきた・・・(--;;)

気を取り直して、イルカのいるプールへ。ここで、イルカと握手したり、一緒にダンス踊ったり、キスしてもらったり・・・。イルカがほっぺたにキスしてくれているところを写真に撮ってくれます。そして極めつけは、イルカに足の裏を押してもらって泳ぐ!! これが速いっっ!! ざざざざっと水しぶきをあげて、あっと言う間に進むの。いやぁ、快感だった。ハタから見ると両手を前につきだして、ウルトラマンみたいでちょっと情けないんだけどね。
ひとしきりイルカさんと遊んで終了。この模様はビデオにとってあり、あとで買えます(US$40)。「思い出」好きのダンナはもちろん購入。(2000年2月注:あれから2年近く経ちますが、いまだにこのビデオ、一回も見てません・・・。ま、得てして思い出の品なんてのは、そんなもんなんだけどね。)
再びフェリーに乗り、ナッソー本土へ。ツアー会社の人が迎えに来てくれていたものの、「アトランティスの人は歩いて帰って下さい」と言われてしまい、素直に歩いて帰りました(そんなに遠くなかったのね)。

イルカ 増築工事中のアトランティス

ホテルに戻り、一息ついてから、ホテル内探索に出かけた。敷地がとにかく広くって・・・ 吊り橋あり、水中トンネルあり・・・ ひと通り見て回るだけで疲れてしまった。さらにこのホテル、増築工事中で、完成したらいったいどんな巨大ホテルになってしまうんだろう・・・

さて、夕食時−。今日は何食べよっかな〜、と考えている私をよそに、「つかれた・・・」と言ってダンナはすっかり寝てしまった。「ゴハン食べに行かないの〜?」と聞いても起きる気配ナシ。ガガ〜ン!! そうなのよ、この人は一回寝ちゃったら全然起きないのよね(たとえお腹がすいていても)・・・。かといって一人でゴハンを食べに行く気にもなれず。かくしてこの日の夕食はナシとなったのである・・・ 新婚旅行で夕食抜きなんて、信じられる〜!? も、ホント信じられなぁ〜いっっ!!

翌日オーランドへ向けて出発。なんだかバハマはホントにイルカと遊んだだけだったような気がする・・・
ぜひまた来たいわっ!! という気には申し訳ないけどあまりなれなかった。確かにイルカはかわいかったし、とっても満足したけど、ちょっとお土産にしろ、食事にしろ、値段が高めかな、バハマって。まあ観光収入がメインなんだろうからしょうがないとは思うけど。



オーランドへ (作成中)