モルディブ(ヴィルリーフ)

今回の旅程はこうなってます。

8/26: SQ997 1200成田 1750シンガポール
SQ452 2235シンガポール 2355マーレ (マーレ泊)
8/27早朝: エアタクシー 0845マーレ 0930ヴィルリーフ (4泊)
8/31夕方: エアタクシー 1645ヴィルリーフ 1730マーレ
8/31深夜: SQ451 0055マーレ(9/1) 0840シンガポール(9/1) (1泊)
9/2午前: SQ12 0950シンガポール 1735成田

この旅程、深夜・早朝の行動が多いし、余計な待ち時間が多くてホントに疲れました。リゾートではゆっくりできましたが。

まず、行きのシンガポールでの4時間待ちは堪えました。いくらなんでも待ちくたびれた。空港で募っている無料のシティツアーにでも参加しておけばよかったのですが、帰りの立ち寄りの午前にシティツアーがあったので不参加でした。(シンガポールでの顛末へ)
その上、SQ452の出発ゲートが搭乗直前になって変更となり、E2→F37まで長距離歩かされる羽目に。めちゃくちゃ遠かった。

マーレ着は定刻通り。でも現地時間で深夜なんです。到着ゲートでは、ありとあらゆる旅行会社のスタッフやら現地ツアコンがわんさかで、揉みくちゃ状態。一杯あり過ぎて何処に行ったらいいのか分からず、アイコレの日本人スタッフにようやく引っかかりました。
空港は実はマーレではなく、隣のフルレという島です。ホテルは殆どがマーレにあるため、船で渡らないといけないのです。現地人スタッフにバトンタッチし、案内されるがままにドーニ(モルディブの屋根と原動機付きの小船)に乗り、マーレの港から車に乗る。他に1組2名(女性2人組)が同乗。ちなみに車は右ハンドルのハイエース。をぃ、ここは日本か?(^^;;)
市街の通行では一方通行が多いのか、やたらとくねくねと角を曲がる。一体どっちの方向に進んでいるのか途中で分からなくなり、実は直ぐ近くに行くためにすっごい遠回りをしてるんじゃないかと疑心暗鬼に陥るくらい。その道中に停車している車も殆どトヨタ車ばっかり。何なんだ、この国は。

日本を出るときはKam Hotelって聞いていたのだが、満室のためCentral Innへ変更となった。入口は狭いが、白い大理石風の壁面などまぁキレイなホテルのよう。...と思ったのも束の間、部屋に通されると、異常に狭い部屋で、部屋自体はキレイでも何でもなかった。これでも、このホテルは改装直後らしくて最新らしい。他のホテルを実際見て確かめたわけではないが、マーレのホテルはどこも部屋の狭く、設備は日本で言うところのビジネスホテルレベルらしい。周りを見渡すと結構ノッポな建物が多いが、もれなく狭い敷地に建てていて、鉛筆のような建物ばかり。マンションなどというものは無く、高い建物はほぼ全てがホテルみたい。その周囲をトタン屋根の住宅がビッシリと取り囲んでいる。密集度は日本並みに凄い。なんせマーレって人口密度が高い都市として有名ですしね。

翌朝7:30のエアタクシー(リゾート行きの水上飛行機)に乗るため、6:45にホテルを出発する、と言われていたので、5:30にモーニングコールを頼んだ。そして、6:00に食堂で朝食。我々がその日最初の食事客らしく、誰も居ない(昨日同乗した日本人客はもっと遅い便らしかった)。明かりが暗いし、さびしい食事だった。もっとも、食事自体はコンチネンタルで、不味いものではなかったが。

6:45にタクシーがチャーターされて外で待っていた。ホテルのフロントマンが運転手に金を渡していたのでタダらしいが、行き先不明。ドーニの港で降ろされたが、誰も居らず途方に暮れること数分。現地スタッフがやっと現れたが、彼曰くKam Hotelへ運ぶように指示したらしいのが、ホテルマンかドライバーのどっちかのミスでこうなってしまったらしい。
ドーニに乗り、またフルレへ渡る。空港のArrivalのツアーカウンターにMaldivian Air Taxiのカウンターがある。荷物のタグを付けてもらい、車で発着所まで案内されるが、滑走路を隔てた反対側にあるため、滑走路を横切る。結構怖いかも。この車も日本のマイクロバスで、「自動扉」なんて表示がそのまんま残っている代物。
マーレには日本車が多いですね、と聞いたらマーレの車の99%は日本車であるとのこと。日本から直接輸入すると高いので、シンガポールから輸入するらしい。仕様は日本のまま。左側通行、右ハンドルなので、日本と全く同じでいいんですね。

7:30には乗り場に着いていたが、出発遅れで8:45発となった。操縦士以外の同乗は、日本人カップル1組(ココナッツクラブのタグを付けてた)、インド人家族3名、モルディブ人1名(恐らくリゾートスタッフ)。操縦士が2名とも裸足だったのが結構笑えた。

発着所から飛び立つと、マーレ上空から南マーレ環礁、ファーフ環礁と飛行していった。これらに位置するだいたいのリーフが見えたが、中でもクラブランナリのハウスリーフが良さそうに見えた。バドゥもさすが、と思ったが、日本人ゲストが多いと聞いており、自分達が行くというのは抵抗があった。

そうこうしながら、45分のフライトがあっという間に過ぎ、ヴィルリーフが何処にあるんだか分からぬままに着水してしまった。勿論、外洋に浮いているプラットフォームなので、ドーニがリゾートから迎えに来る。そのドーニには、帰りの客も乗っていた。

プラットフォーム


(Hiro)

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