サンフランシスコ (1999/9/7〜9/10)

サンフランシスコも、私が大学4年生のとき、初めての海外旅行(卒業旅行)で訪れた、思い出の場所です。街がきれいなのと、食べ物(シーフード)がおいしい等々の理由で、すっかりお気に入りになってしまった街。
今回の目的は、

くらいでしょうか。

カンクンからマイアミ経由でサンフランシスコへ。マイアミ〜サンフランシスコ間は、なんともラッキーなことにビジネスクラスに乗ることができました。AAdvantageカードのおかげかな。国内線とはいえ、6時間くらいかかるので、これはホントにありがたかった。

飛行機から降りると・・・いました、ハトコのフィアンセ、アジア系アメリカ人のトム。初対面なので、あいさつをすませ、早速ホテルまで送ってくれることに。ここで、心配なのは、我々夫婦のボロボロな英語。トムは日本語がしゃべれないので、もうドキドキ・・・ でもさすが、日本人の女の子とつきあってるだけあって、我々のヘタクソな英語もなんとか理解してくれてるようで。駐車場からトムの車(革張りシートのすてきな車でした。クルマ好きのダンナはほめまくり、トムもまんざらではないようで・・・)で、ホテルまで。ホテルはHyatt Fisherman's Wharfです。前回行ったときはユニオンスクエア近くのホテルに泊まったのですが、なんだか海(湾?)の近くの方が落ち着けるような気がして、今回はフィッシャーマンズワーフの近くにしました。ユニオンスクエア周辺までも、ケーブルカーですぐ行けるしね。

夕食は最近流行り(らしい)のミックス料理のお店へ。「アジア料理」と「カリフォルニア料理」のミックスらしい・・・そういえば、ワサビソースやら何やら日本テイストも盛り込まれてる。でも日本料理とは全然ちがう。料理の感想を聞かれ、「今までに食べたことのない味」と答えておきました。でも、おいしかったよ〜。お店の名前は「HOUSE」(1230 Grant Ave. Tel. 415-986-8612)。

夕食後、トムが車で付近を案内してくれることに。どこがいい?と聞かれて、「ツインピークス」をお願いした。高い所からサンフランシスコの夜景でも眺めよう、と思ったわけ。ところが・・・ 山(丘?)をのぼっていくにつれて、だんだん霧が濃くなってきて・・・もう10メートル先も見えなくなってきてしまった!! 頂上まで行っても絶対に夜景は見れないと言われ、泣く泣く引き返す。そんな私を気づかってか、代わりに「コイトタワー」に連れていってくれた。途中、「世界一曲がりくねった坂道」のロンバード・ストリートを通る。コイトタワー周辺も、ツインピークスほどではないけど、あんまり夜景はよく見えなかった。残念。ホントに霧が多いのね、サンフランシスコって。

ロンバード・ストリートロンバード・ストリート

翌日−。この日の目玉は「アルカトラズ島」。かのアル・カポネも収監されていたと言う。前に来たときは行かなかったのよね、なぜか。
朝早起きしてフェリーターミナルへ行く。早すぎて窓口が開いていなかったので、先に朝食を摂る。朝食は(これもサンフランシスコに来る目的のひとつだったんだけど)、ブレッドボウルに入ったクラムチャウダー。暖かくってとってもおいしかった!! さて、そろそろいいだろう、と思ってフェリーの窓口へ。なんと、朝一番だというのに、アルカトラズへのツアーで一番早く取れるのは、その日の午後3時45分発とのこと。えぇ〜っっ!? そう、とにかくアルカトラズ島はスゴイ人気らしいんです。予約もなしでその日のツアーがとれたのも、ラッキーなのかも。アルカトラズ島と湾内ツアーのセットになったチケットを買い、すぐさま湾内クルーズへ(このクルーズは30分おきに出港していて、いつでも乗れます)。

湾の入り口にはアザラシがいっぱい。全部でいったい何頭いるんだろう? 多くのアザラシくんたちの声援(?)に見送られ、いざ、湾内へ・・・ しかし、風がつよいっっっっっ!! ぴゅーぴゅー吹きまくっていて、さむい・・・(-_-;;)
クルーズは、アルカトラズ島の横を通ってゴールデンゲートブリッジの真下まで行って帰ってくるというもの。寒さに耐えつつ、ゴールデンゲートブリッジと一緒に写真に収まり、しばしご満悦。

アザラシアザラシくんたち

ゴールデンゲートブリッジゴールデンゲートブリッジ

その後はショッピングへ。ケーブルカーでユニオンスクエアへ向かう。コーチ・ショップでお目当てのバッグを買い(コーチのバッグ、大好き!! 余談ですが、私が持っていたボロボロのコーチのリュック、店員さんが見かねてクリームでツヤ出ししてくれました)、デパートをぶらつく。ここで、ひとつおすすめ。ユニオンスクエアのそばにあるドラッグストア、「Walgreen」はとっても便利。ドラッグストアだから日常の生活雑貨が買えるのはもちろん、なんとここでサンフランシスコみやげとして有名な、「ギラデリ」のチョコレートが買えます。しかも、ギラデリの直営ショップや空港のDFSで買うよりずっと安いっっ!! 会社や家族へのおみやげなどはすべてここで揃えました。

3時45分、いよいよフェリーに乗ってアルカトラズ島へ。桟橋から島までは10分くらい。島に到着後、坂をのぼって刑務所内へ。刑務所の入り口のところで、音声案内テープとヘッドセットをもらいます。確か「英語」と「それ以外」の列に分かれていたような。そこで「Japanese」というと、日本語テープをもらえます。この日本語案内、登場したのは最近らしいですね。7年前に行ったとしたら、たぶんなかったでしょう・・・ あとは、案内に従いながら、各自で好きなように中を見てまわります。独房に入って写真を撮ってもOK。脱走をはかった人たちの脱走の仕方の説明などもされていて、なかなか楽しめます。島に上陸してからは、すべて自由行動なので、帰りのフェリー(40分おきくらいに出ていて、どれに乗ってもOK)に合わせて好きなように見学できます。

アルカトラズ島全景 刑務所内部

夕食はPier 39内にある、「Neptune's Palace」(Tel. 415-434-2260)で。このお店は人気があるらしく、すごく混んでました。シーフードのブイヤベースがおいしかった。もちろん、カリフォルニアワインをオーダーするのも忘れない。でも、他にも前菜やらグリルチキンやら、たくさん頼みすぎておなかいっぱい・・・ 明日は朝早いので、そのままホテルに帰って就寝。

サンフランシスコ3日目−。今日はいよいよヨセミテ国立公園観光。 ヨセミテ観光記はこちら

ヨセミテからサンフランシスコ市内に戻ってきたのは午後8時前。今日は最後の夜なので、せっかくだからチャイナ・タウンに行こうと思っていたけど、ヨセミテへの長旅で思いのほか疲れてしまって、結局ユニオンスクエア周辺で夕食をとることになりました。でも中華への思いは捨てきれず、ガイドブックに載っていた「China Sea Restaurant」へ。ここでは、コースメニューを頼んだんだけど、いろんなガイドブックに載ってるわりには・・・あまり美味しくなかった。申し訳ないけど、たくさん残してきてしまいました・・・ がんばってチャイナ・タウンまで行った方がよかったかも〜。デザート好きの私たちが、デザートのアイスクリームを放棄して帰ってきてしまった!! 最終日の夕食だったのに・・・ちょっとがっかりでした。

翌日−。今日は日本に帰る日。最後にもう一度大好きなサンフランシスコを見ておこうと、朝早起きしてお散歩に出かけた。朝早いせいか、人通りも少なく、空気も澄んでいて、とても気持ちのいいお散歩でした。

帰りの飛行機はなぜかサンノゼ発。ホテルをチェックアウトした後、予約したサンノゼ空港行きのシャトルに乗るべく、ウェスティン・セント・フランシス・ホテルへケーブルカーで向かう。朝早かったから良かったものの、2人して大きな荷物をかかえてケーブルカーに乗るのはちょっと難儀でした。シャトル出発の9時より10分前、ホテル到着。ところが、ここで、とんでもない事態が発生!! あやうく飛行機に乗り遅れるところでした。

ばたばたしたものの、なんとか飛行機にも間に合い、無事帰国。
めでたしめでたし・・・かな!?